日本実験力学会2023年度技術賞を受賞しました

日本実験力学会2023年度学会賞である技術賞に,卒業生の永田君(現在,茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程3年)が筆頭著者として執筆された論文「オフセット周期加熱法に よる一方向炭素繊維複合材料の熱拡散率特性評価」(実験力学Vol.22,No.2(2022),105-111)が選ばれました.8/29-31に和歌山で開催されていました年次講演会開催期間の表彰式にて三宅が代表で授与させて頂きました.

 茨城大学:永田將,西剛史,太田弘道

 日本原子力研究開発機構:五十嵐誉廣

 神戸市立工業高等専門学校:三宅修吾


 この技術賞は「実験力学分野における実用的価値のある新技術(特許等を含む)であって,その内容が前5年以内に本会会誌あるいは本会主催・共催の講演論文集に公表されたものを対象とし,その進歩・発展に格段に貢献した本会会員あるいは賛助会員に属する個人または団体を表彰する.表彰は2件以内とする.」と規定されております.

 本研究は永田君が神戸高専在学中より手掛けていた研究を,茨城大学大学院進学後に更に追求・発展させてきた成果のひとつであり,大変喜ばしく思います.また最後になりましたが,日本実験力学会よりこの様な形で高い評価を頂きました事,学会関係各位並びに共同研究者の皆さま方に,あらためてお礼と感謝を申し上げます.